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三浦小太郎の「右であれ左であれ我が祖国」

三浦小太郎 移民と同時に北朝鮮難民問題も議論を

現在、国会でも民間でも、移民労働者の問題が盛んに議論されている。しかし、私は今回その問題よりも、同時に議論されるべき難民問題、特に、北朝鮮難民の問題が殆ど論じられないことが残念である。多少なりともこの問題にかかわってきたものとして、ここでは将来日本が必ず直面せねばならない北朝鮮難民の問題をとりあげてみたい。

北朝鮮という国はある意味単純な国家だ。国家目標は金独裁体制の維持と北朝鮮優位の朝鮮半島統一であり、そのためには国家犯罪を含むあらゆる手段を選ばない。核・ミサイル開発も、韓国政治への干渉や工作も、そして日本における拉致犯罪や朝鮮総連の活動も全てこの目的のためである。

同時に、徹底した民衆の相互監視体制が敷かれ、民衆蜂起や自発的な民主化もまた可能性はない。もしこの体制が倒れるときが来るとしたら、外部から大きな力が加わった時(現実的にはアメリカもしくは中国)、もしくは、国内での支配階層内の内部分裂による崩壊である。このいずれかが起きた時、確実に北朝鮮からは大量の難民が発生する。そして、この体制が存続している間も、飢餓や抑圧に堪えられない人は持続的に脱出を試み続ける。

難民は発生しても船がない限り日本に来るはずがない、という楽観論は危険である。

(平成30年12月12日)

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