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艦橋から

おそるべし『月刊住職』

 先週、名前を挙げた『月刊住職』、実はとんでもない雑誌なのである。かつて私が産経新聞に書いた記事(平成26年7月27日付)をもとに紹介したい。
《寺院住職向け実務情報誌『月刊住職』(興山舎)が創刊40年を迎えた。昭和49年の創刊で一時期、『寺門興隆』と改題されていたが、昨年12月に再び現誌名に。最近「想像の8万倍くらい面白い」とネット上で話題となり、フジテレビ系の情報番組でも取り上げられ〝在家〟の購読者も増えているという》。もちろん主力は出家読者で《同誌は全国に約6万人いる住職のうち4分の1以上に読まれているとされる》のだとか。創刊時の矢澤澄道編集長がいまなお編集長だというのも凄い。内容は《税務署などの寺院への無理解に対する理論武装を支援するため、法律相談・税金相談は創刊以来ずっと続けてきた》《住職アンケートでは「災害時、自坊を避難所にできるか」といった定番ものから、「もし宝くじで3000万円が当たったら」と妙に生々しい設問も》。
 先月発売の8月号では表紙をめくるといきなり《昨年は前年比十倍、二万人もの参詣者となった》山奥の寺院の快挙が紹介されている。《副住職のツイッターがヘイトスピーチだと宗門が謝罪した事件》では、お坊さんによるネット上での差別発言が懲戒の対象となるのかを各宗派に徹底取材。《交通事故死した子の葬儀代や墓代や仏壇代を加害者に請求できるか》という在家読者が気になる法律相談も。マジメな雑誌でもここまで面白くできるのだ、と思い知らされる。もっと修行せねば。(編集者M)

『月刊住職』8月号の大迫力の見出し。昇天しそう…

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