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大高未貴の「Be here now!」〜心の時代の夜明け〜

真夏の夜の会談 あいちトリエンナーレ 黒幕たちのターゲットは天皇への呪詛か?

愛知県で開かれている「あいちトリエンナーレ2019」の企画展の一つ、「表現の不自由展・その後」について週刊新潮(8月15・22日号)は、元NHKプロデューサー、武蔵大学教授・永田浩三氏が黒幕と名指ししていた。永田氏と言えば、私は2012年の雑誌『正論』9月号に、永田氏が関与していた慰安婦写真展について書いたことがある。改めて原稿を読み返し、「結局、『表現の不自由展』も同じパターンじゃないか」と膝を叩いた。

経緯を説明しよう。有楽町にあった日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)(現在は丸の内に移転)で2012年6月、安世鴻という韓国人写真家が「私が慰安婦写真展のために会場を借りていた新宿ニコンサロンが急遽会場を貸さなくなった。これは表現の自由への弾圧だ」などとする会見を開いた。朝日新聞も同様の社説を書いて側面支援をした。ところが経緯を調べてみると、表現の自由の侵害などという高尚な問題ではなかった。

ニコンサロンは一般の写真愛好家たちに展示の場所を提供するために作られた場所で、使用料は無料なのだ。従って有料の展示を行うことを規約で禁じ、これに違反した場合は開催中でも展示会を即時中止できると定められている。ところが、「日本軍『慰安婦』写真展実行委員会」なる団体が、ネット上で「ニコンサロンでの写真展開催に必要な経費の支援金を募っています」と呼びかけていたのだ。このことに気付いた関係者が、規約に抵触すると判断して開催中止を要請した。

普通ならここで終わる話だ。ところがここから例の永田氏が登場する。当時の朝日新聞は意気揚々と「元慰安婦写真展 第二弾」と報じ、「武蔵大学の永田浩三教授が、写真展開催に尽力」 (朝日新聞2012年9月4日)などと永田氏に触れていた。永田氏はニコンで中止になった慰安婦写真展を再継続させるために奔走していたのだ。武蔵大学の前のギャラリーに足を運ぶと、ちょうど「戦争と女性への暴力」リサーチアクションセンター(通称・VAWW RACバウラック)の西野瑠美子氏が講演中で、永田氏もその会場にいた。その日の夜、永田氏は自身のブログでこう書いていた。

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