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「月刊正論」

井上和彦×山口采希 シリーズ対談「日本が好き!」〝歌で先人たちを輝かせたい!〟

ジャーナリストの井上和彦さんが各界で活躍する著名人と「日本のどこが好きなのか」をテーマにざっくばらんに対談する好評企画「日本が好き!」。シンガーソングライターの山口采希さんとの対談の一部を動画で紹介します。

全文は10月1日発売の正論11月号に掲載しています。

掲載内容の一部は以下の通り

井上 今回はシンガー・ソングライターの山口采希さんをお招きしました。山口さんは日本の文化や伝統、歴史の大切さを歌で訴える「愛国の歌姫」と呼ばれ、神社や自衛隊基地などでもライブ活動をされています。最近のライブでは若い人も多く参加していて、反応もすごいですよね。

山口 そうですね。若い方も知らない戦時歌謡などを初めて聴く割にはすごく良い曲だと反応してくれます。お父さん、お母さん世代は、歌っていたということで共感してもらえたり、九十代のおじいちゃんなんかは涙を流して喜んで歌ってくださったりします。

井上 特に、あの元気のいい「愛国行進曲」を現代に蘇らせた功績は大きいですよ。

山口 ありがとうございます。勇ましい曲なので、歌うと今の世代でも、みんなで拳をつきあげて歌えるなあと実感しています。

井上 オリジナル曲の「行くぞ!日の丸!」も良い曲ですよね。

山口 ありがとうございます。曲自体は、今現在日本で頑張っているみなさんや、祖国日本への思いを胸に世界に向けて頑張っている人を応援する曲なので、どんな人でも、みんなで日の丸を掲げて歌えると思います。

井上 自衛隊のみなさんへの感謝の歌や拉致問題の解決を訴える歌もありますね。作曲にあたってどんな思いを込めているのですか?

山口 今のこの生活があるのは自衛隊のみなさんのおかげもあるので、感謝の思いを一国民として歌にしました。拉致問題の歌は、早く解決しなければいけないという強い思いで国民一体となれたらいいなと思っています。

井上 そもそも文化や歴史を歌い継いでいこうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

山口 まず歌手になりたいという夢が小さいころからありました。そんな中で、色んな日本の歴史の事をおじいちゃんに聞いた時に、当時のことを思い出してすごく喜んでくれたこともあり、興味を持つようになりました。勉強すればするほど日本の素晴らしさを知り、大切にしていかないとけないと思うようになりました。

井上 〝おじいちゃん子〟だったんだ。

山口 そうですね。無口なおじいちゃんだったんですが、戦時歌謡を口ずさんだら『じいちゃんの青春の曲や』と言って喜んでくれました。四年半年前に亡くなったんですが、いつもほほえんでいるようなイメージで見守ってくれている気がします。

井上 おじいちゃんは戦争を経験しておられますよね。

山口 経験しています。軍人として戦地には行っていなくて、大阪の軍需工場で働いていました。その時、空襲を受けて、友達を亡くしたという話は聞きました。

井上 そういう話を聞くと、おじいちゃんが国を愛し、国を信じた気持ちがしっかりと伝わってきたんじゃないですか。

山口 そうですね。悲しい話はあまりしゃべらなかったんですけど、一回だけ私が聞いた時に、友達を亡くした話をとても悲しい顔で話してくれました。もう聞いたらいけないんだと思うぐらい悲しい表情をしていました。

井上 筆舌に尽くし難い経験だったんでしょうね。

山口 ただ、それと同時に私の知った戦時歌謡とか、おじいちゃんが当時歌っていた曲のことを聞くと、すごく喜んで歌ってくれました。戦争は悲しいだけではなくて、勇敢に立ち向かった人やいろんな感情があるんだから、その二つの感情の間に存在する様々な思いを歌にして、伝えたいと思うようになりました。悲しみを伝えることも大事ですが、それだけを引っこ抜いてそこだけ伝えて、勇敢さがなくなってしまったら絶対ダメだと思います。色んな感情があったことを伝えていきたいと思って、歌っています。

井上 メディアは、千人に一人ぐらいしか経験していないような特異な例を取り上げて、負の側面だけを強調します。でも、多くの若者は違った。彼らは皆至純の愛国心をもって、命懸けで戦った。

山口 そうですね。日本は国と国を優しさでつなげる『和』というイメージが私の中であります。だからこそ、いろんな意見があって、対立する部分もあっていいと思いますが、そういう人たちをつなげられるような存在でありたいなと思います。

・・・続く

 

 

 

 

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