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「週刊正論」

音楽の授業で「君が代」を歌うポーランドの「シベリア孤児記念小学校」

 

ラグビーワールドカップ(W杯)は日本チームの活躍もあり盛り上がっていますが、試合だけでなく話題となっているのが国歌(National Anthem)斉唱です。開幕ゲームとなった日本対ロシア戦では、歌手の平原綾香さんが「君が代」を熱唱し、喝采を浴びました。日本チームには外国出身の選手もいますが、みなが一緒になって「君が代」を大声で歌う姿は、まさにチームが掲げる「One Team(ワンチーム)」の象徴的な場面です。

 

「君が代」だけでありません。日本のファンが対戦相手のロシアの国歌を歌う姿もみられました。出場チームの国歌を歌う取り組みは、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんが発起人となったプロジェクト「Scrum Unison(スクラムユニゾン)」が中心となって進められてきました。各国の国歌や、アイルランドの「アイルランズコールなどのAnthem(アンセム、祝歌、賛歌)を動画で配信し、歌詞にはカタカナでふりがなもつけ、覚えやすいようになっています。廣瀬さんといえば、最近では連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)でラグビーチーム「アストロズ」の浜畑譲を熱演したことで知られています。

 

試合前だけでありません。大会前にウェールズの事前キャンプを受け入れた北九州市では、公開練習に約1万5千人の市民がスタジアムに詰めかけ、選手たちがグラウンドに姿をみせたとき、大声でウェールズのアンセムである「Land of My Fathers」(ランド・オブ・マイ・ファーザーズ)を歌いました。その模様を映した動画は海外でも話題になりました。

 

前置きが長くなりましたが、欧州に「君が代」を音楽の授業で歌っている学校があります。ポーランドに昨年11月に開校した「シベリア孤児記念小学校」です。この小学校は私立ではなく公立校です。シベリア孤児のご子息だけでなく、地元の子供たちも通っています。

 

なぜ音楽の授業で「君が代」を歌い、校門にはポーランド国旗と日章旗が掲げられているのか。どうして「シベリア孤児記念小学校」という校名がつけられたのか。1日発売の月刊「正論」11月号で、ワルシャワ日本語学校教頭の坂本龍太朗さんが、親日国となったポーランドの歴史をひも解いています。

 

韓国、香港などの情勢とともに、日本への愛があふれるポーランドの物語をぜひお読みください。

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著者略歴

  1. 有元隆志

    ありもと・たかし 産経新聞社正論調査室長兼月刊「正論」発行人。1989年産経新聞社入社。政治部で首相官邸、自民党、外務省などを担当。2005年7月からワシントン特派員。13年10月政治部長、16年10月編集局総務、18年7月から現職

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