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艦橋から

「戦争ができる国」のドラマ

 国際問題に詳しいある先生が雑談の中で「昔、観た韓国ドラマ『アイリス』と続編の『アテナ』は良かった」という話をされていた。

 もはや一昔前の話になるが、「アイリス(IRIS)」は日本・秋田やハンガリーでもロケが行われた韓国ドラマで、日本でもTBS系列でゴールデンタイムに放映された作品だ。

 主人公(イ・ビョンホン)は韓国の諜報機関員で、韓国と北朝鮮との諜報機関同士の暗闘が描かれていくのだが、その中で第3の組織が浮上し…というストーリー展開。分断国家が水面下でどのような駆け引きをしているのかの一端が垣間見え、大変参考になる。

 二昔前に日本でもヒットした韓国映画「シュリ」(北特殊部隊の訓練シーンも凄かった)では街を一つ吹き飛ばせる新型爆弾が登場していたが、「アイリス」に至ってついに核爆弾が登場。首都ソウルのど真ん中で核爆弾を爆発させようとする勢力と、それを防ごうとする韓国諜報機関側が大銃撃戦を繰り広げる。朝鮮戦争はまだ「休戦中」であり、終わってはいない。実際に戦争をやっている国でなければ作れないドラマだと、つくづく思わされた。

 韓国の俳優は若手を除けば多くは兵役経験者で「脱いだら凄い」人ばかり。それだけに銃の扱いも手慣れたもので、銃撃戦の迫力は日本のドラマの比ではない。

 作中に登場する田沢湖や鶴の湯温泉の場面も印象的で、思わず行ってみたくなる。今ならレンタルでDVDを安く借りられる。テレビ版の総集編のようでありながら、結末が異なる映画版もお勧めだ。(編集者M)

田沢湖のたつこ像=秋田県仙北市

玉川ダム。ドラマでは、イ・ビョンホンが代役を使わず、この斜面を滑り降りた

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