THE 正論,  the seiron, THE SEIRON, THE正論

日本を正す!

MENU

艦橋から

初夢は世界征服?

 正月や冥途の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし(一休宗純)
 本誌読者コーナーへの投稿の大半は、手紙・ハガキで送られてくる。それを選り分けて、原稿としてパソコンに打ち込んでいくのが私の仕事だ。そしてゲラ(試し刷り)をチェックするのだが先日、冷や汗をかいた。川柳で《初夢は全ての島に日章旗》という作品があった。北方四島の一括返還を願った作品だろう。それをうっかり《初夢は全ての国に日章旗》と打っていたのだ。あやうく世界征服の夢を載せてしてしまうところだった。
 以前に《悪口で飯を食えます後三年》という作品を紹介したが、本誌の川柳コーナーには結構、秀逸な作品が寄せられてくる。読者が現在、どんな事象に関心を持っているのかが感じられ、編集者としても勉強になる。
 去る1月号では「なんちゃって徴用工」判決をめぐる投稿が殺到したため、韓国関連の作品だけで川柳8本を選ぶことに。それを見た読者から《韓国が川柳コーナー埋め尽くす》という作品が寄せられた。これも面白いので、2月号で採用。
 今後約10年を見据えた新しい防衛計画の大綱が閣議決定されたのは12月18日のこと。本誌2月号の編集作業はすでに終わっている時期だ。しかし、新防衛大綱を先読みしたこんな作品も寄せられた。《近海に威容を誇れ我が空母》。「多用途運用護衛艦」とか称しても実質的には空母であり、わが国の領土をうかがう近隣諸国には相当の抑止効果があることが端的に示された作品だ。もちろん採用。2月号の読者投稿コーナーも相当、面白いことになっている。(編集者M)

今後、空母化されることになる「護衛艦」いずも =横浜港

タグ

バックナンバー

閉じる