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潮匤人の「時評書評〝新潮〟流」

「ユヴァル・ノア・ハラリ著『21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考』」

著者のユヴァル・ノア・ハラリはエルサレム(イスラエル)のヘブライ大学歴史学部教授。英オックスフォード大学で博士号を取得(中世史、軍事史専攻)したイスラエルの歴史学者である。

読書家なら彼の名を知らぬ者は一人もいまい。フェイスブックの創始者であり現CEOでもあるマーク・ザッカーバーグが「人類文明の壮大な歴史物語」と評してフォロワーに紹介したことから、世界で1200万部を超えるベストセラーとなった『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』と、続く第二弾『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』の著者でもある。

マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツも、第三弾の本書に対して「私は、ハラリさんが書いたものすべての大ファンであり、この最新作も例外ではない」との賛辞を寄せている。ちなみに全3作とも日本語版は河出書房新社。翻訳もすべて柴田裕之が務める。最新刊の本書で著者は自らこう評する。

「最初の拙著『サピエンス全史――文明の構造と人類の幸福』では、人間の過去を見渡し、ヒトという取るに足りない霊長類が地球という惑星の支配者となる過程を詳しく考察した。/第二作の『ホモ・デウス――テクノロジーとサピエンスの未来』では、生命の遠い将来を探求し、人間がいずれ神となる可能性や、知能と意識が最終的にどのような運命をたどるかについて、入念に考察した。/本書では、『今、ここ』にズームインしたいと思っている」

加えて版元の紹介を借りよう。

「『サピエンス全史』で人類の「過去」を、『ホモ・デウス』で人類の『未来』を描き、世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人が、第3作『21 Lessons』では、ついに人類の『現在』を問う――。いま、何が起きているのか―?そして、あなたはどう生きるか―?いまを生きる現代人に贈る必読の21章」

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