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艦橋から

埼玉自虐史観

 巷で話題のテレビドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」は隔離された教室という設定などが、実写映画化もされたマンガ「暗殺教室」から強い影響を受けたのでは…と一部で指摘されている。確かにそのとおりだと思うが、「暗殺教室」もまた先行作品の影響を色濃く受けているような気がしてならない。
 その作品とは、「パタリロ!」で知られる魔夜峰央さんの怪作「翔んで埼玉」である。東京都民による埼玉差別を描いたこのマンガでは、都内の名門校が舞台となっているが、「都会指数」によってクラス分けがされており、赤坂や青山に住んでいる生徒は3年A組、田無あたりから通っている《都会指数ゼロ》の生徒は3年E組。そして元埼玉県民は3年Z組で、「都民のための校舎」には入れてもらえず別校舎に隔離されているのだ。
 作者の魔夜氏が埼玉県所沢市に住んでいた昭和末期に描かれたマンガで《秘境埼玉》とか《埼玉から東京へ行くには通行手形が必要》に《埼玉狩り》《サイタマラリア》と、自虐の限りが尽くされている。なぜかこのマンガ、平成の末になって復刊されて60万部超の謎のヒットを記録。ついには実写映画化されることになってしまった。
 映画化について、埼玉県の上田清司知事は「悪名は無名に勝る」と評価?していた。そのあたり埼玉県民は鷹揚に構えている。22日に全国公開される映画では、原作にはない埼玉と千葉の戦いが描かれているのだとか。埼玉県民として言わせてもらうならば、おらが埼玉が〝日本のノースダコタ〟千葉県に負けるわけねえべさ。観るっぺ!(編集者M)


埼玉県内で飛ぶように売れたといわれるマンガ『翔んで埼玉』(魔夜峰央著、宝島社)

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