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葛城奈海の「やおよろずの森から」

父系男系の皇統を守る

新型コロナウイルスに席巻され、その他のニュースが霞んでいる感が否めない昨今だが、こうしている今も、日本国にとって極めて重要な事象が静かに進行中である。皇位継承に関する問題だ。秋篠宮さまが皇嗣になられたことを広く内外に伝える4月の「立皇嗣の礼」以降、政府は、議論を本格化させる意向を示しており、有識者からのヒヤリングはすでに始められている。

そんな中、産経新聞社とFNNの合同世論調査(令和元年11月中旬)によると、「女性天皇に賛成」が78.4%、「女系天皇に賛成」が61.7%に上る一方で、「女性天皇と女系天皇の違い」は5割超が「理解していない」という。今上天皇まで126代の天皇は、例外なくすべて男系、つまり、父方を辿れば初代神武天皇に行きつく天皇だ。これを万世一系という。女系天皇を認めるということは、この悠久の歴史の断絶を意味する重大事なのだが、ことの深刻さに気づかず、男女平等意識の延長でなんとなく賛成してしまっている国民がほとんどなのではないか。

そもそも、こうした国の根幹にかかわることについては学校で教えられて然るべきである。が、戦後、GHQが日本国を弱体化するために行ったWGIP(War Guilt Information Program/戦争についての罪悪感を日本人に植え付けるための宣伝計画)の一環として、天皇については肝心なことが教えられてこなかった。「内閣総理大臣の任命」や「国会の召集」は確かに天皇のお務めであろうが、一番大切なのは「祈り」によって国と国民を包み込んでくださる存在であることだろう。日本にはあまたの神社があるが、天皇こそがその中核の祀り主なのである。

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