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艦橋から

あなたはまだ福島を知らない

 本誌4月号で、新型コロナウイルスに伴う肺炎の大流行を武漢封鎖の半月前に見抜いた石平先生が「中国政府が言うところの『デマ』は往々にして『真実』そのものである」と喝破されていた。
 その伝でいけば韓国が大騒ぎするところの「問題」は往々にして「問題なし」そのものであろう。不肖・宮嶋氏がグラビアで紹介している通り、旭日旗は「戦犯旗」でも何でもない。韓国の民間団体が東京五輪は放射能で汚染されていて危険であるかのようなポスターを公表したが、逆に東京の安全性が証明されたようなものである。
 そして福島第一原発で貯まり続ける「処理水」を海洋放出するなと韓国が騒いでいるが、つまりは何の問題もないとお墨付きをいただいたも同然である。堂々と海洋放出するがいい。
 4月号で渡辺照明記者が報告しているように現在、福島第一原発では放射線量も低下し、1日4000人が働くまでになっている。思い起こせば9年前、東日本大震災の津波が原因の原発事故で、日本は「死の淵」に立たされた。原子炉建屋で爆発が相次ぎ、原発敷地内の放射線量が上昇するという危機的状況の中でも、朝日新聞が「吉田調書」報道ででっち上げたのとは異なり、東電社員らは現場に踏みとどまって必死に原子炉冷却を続けたのだった。そのドラマを描いた映画「Fukushima50」があす3月6日から全国で公開される。
 原作の門田隆将さん、映画の若松節朗監督、出演の和田正人さんによる鼎談を4月号に収録したが、願わくは本誌に加えて原作『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)を読んだ上で、この映画を観ていただきたい。地元・福島の工業高校を出た人たちがどんな思いを抱いて事故収束に向け奮闘したかが、よくわかるはずだ。(元福島県民・編集者M)

 映画「Fukushima50」は3月6日、全国公開

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