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「週刊正論」

再放送中止となったNHK番組『バリバラ』の内容とは

バリアフリーと多様性(バラエティ)をテーマにしたNHK・Eテレ番組「バリバラ」の26日午前0時からの再放送が、放送直前に突然、別の内容に差し替えられました。当初、予定していたのは23日放送「バリバラ桜を見る会~バリアフリーと多様性の宴~」でした。番組を制作したNHK大阪放送局の広報部は、武漢ウイルスの感染拡大を受けて障害者の生活支援をめぐって議論した回に差し替えた理由について「現状を鑑みて判断した。圧力などはない」と説明しています。NHK上層部もさすがに問題があるとして、再放送中止と判断したのでしょう。番組を見ていない方も多いと思いますので、概略を紹介します。

番組冒頭、額に虻(アブ)のおもちゃをつけた内閣総理大臣アブナイゾウが「公文書 散りゆく桜と ともに消え」と詠みます。「バリバラ」では、「桜を見る会」にバリアフリーと多様性に貢献した方として、伊藤詩織氏(ジャーナリスト・ドキュメンタリー作家)、崔江以子氏(チェ・カンイヂャ、在日コリアン3世)、小林寶二・喜美子夫妻(旧優性保護法国賠償訴訟原告)を招きました。「バリバラ国、滑稽中継」と題したコーナーでは、「某国の副総理」という「無愛想太郎」が答弁に立ちます。

質問者「外国ルーツの方は生きづらい社会なんです。こんなのが美しい国と言えますか。新型コロナウイルスで、アジア人差別が増えています。どうお考えになりますか」
無愛想太郎「質問っていうのは正確を期してほしいね。ウイルスっていうのは英語圏では言わないんだ。ヴァイルス。ヴァイルスっていうの、えー。BじゃなくてVの発音ね。下唇をしっかりかんで、ヴァイルス。爆発させてヴァイルス。飛ばすの、ヴァイルス」

続いて「アブ内閣総理大臣」が登場します。
質問者「『パラサイト』という韓国映画が、今回外国映画としては初のアカデミー賞作品賞を受賞しました。これ大きいことです」
アブナイゾウ「質問通告がごじゃいませんでしたので、いずれにいたしましても、トランプ大統領と私は同盟国のトップリーダーでごじゃいまして、意見が完全に100%一致したところでごじゃいます」
質問者「100%一致、何回言えば気が済むの。まったく質問に答えていません、この人は」
アブナイゾウ「そんなあんた、いつまでもデンデンいう事じゃない
質問者「デンデンじゃないよ。ウンヌンというんだよ」
《字幕で云々×でんでん ◎うんぬん》
司会者「なんだか日本と似たような状況もありますよね」

平成29年1月24日の参院本会議で、安倍晋三首相が「訂正でんでんというご指摘はまったく当たりません」と述べたことをからかったとみられます。

武漢ウイルス禍が広がるなかでも「桜を見る会」や「森友学園」にこだわっていた一部野党と重なるところがあります。NHK職員は感染拡大に関わらず給料は変わりません。NHKのホームページによると、職員数は1万人超です。管理職は年俸制となっており、平成30年度の基本年俸は全国職員の部長クラスで1173万円、局長クラスで1428万円。関連団体数は昨年4月時点で25に及びます。NHKの受信料収入は7千億円規模で、巨額の資産や内部留保も抱えています。そのなかでEテレは数百億円と予算は少ないですが、公共放送としてのあり方が問われます。

NHK問題は引き続き取り上げていきますが、5月1日発売の月刊「正論」6月号では、大特集「国難を乗り切る」のほかに、「新型コロナをめぐるメディア特集」を組みました。フェイクニュースのファクトチェックを行うオンラインサロン「情報検証研究所」を立ち上げた元経産官僚の原英史氏による「新型コロナ インフォデミック(情報の大量拡散)はこうして生じた」、ITジャーナリストの宮脇睦氏による「強力な感染力持つフェイクニュースに注意」、映画評論家の瀬戸川宗太氏による「武漢ウイルス酷似作品も ハリウッド映画の警告が中国のヒントになった?」をお勧めします

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