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異論暴論

火薬庫への警戒を怠るな

朝鮮半島情勢報告

 朝鮮半島は大きな変動期を迎えている。北朝鮮は、金正恩朝鮮労働党委員長の健康状態に異変が生じ、何が起きてもおかしくない。韓国は、反日・親北の政権与党が4月15日の総選挙で圧勝したことで、これまで以上に北朝鮮寄りになりかねない。
 北朝鮮は1月末から中朝国境を封鎖しており、いまだに武漢ウイルスの感染者はゼロとされる。しかし食糧輸入も止まったことで飢えの蔓延(まんえん)が懸念されると、龍谷大学教授の李相哲氏は指摘する。軍部への配給も減り、体制への不満は募る。権力機構再編のため、金正恩委員長の妹・金与正の存在感が増しているが、拉致問題への影響は―。
 死に体だった文在寅政権与党の総選挙圧勝により、司法やマスコミなど韓国の各界は「文政権を作り出した従北左派の手にほぼ落ちた」と麗澤大学客員教授の西岡力氏は断罪する。歴史観をゆがめる70年前の反日組織の存在が、今回の選挙結果の背景にもあるという。とはいえ、韓国内も従北で一枚岩というわけでもない。元韓国海軍将校で拓殖大学客員教授の高永喆氏は、海兵隊司令官が文政権の圧力に抗して「主敵は北朝鮮」と公言するなど、北への警戒を怠らない韓国軍の内情を報告する。(楠城泰介)

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